アドアフィリエイトで運用している記事LPが「どこまで見られているか?」「どの部分が1番見られているか?」「どこで離脱されているのか?」と考えた事はありませんか?
実は、記事LPを訪問したユーザーの動きを把握するためのツールがあります。それが「ヒートマップ」です。
- 記事LPを訪問したユーザーの動きを知りたい
- 記事LPを的確に修正したい
- ヒートマップを使いたい。導入方法を知りたい
この記事では、アドアフィリエイトで運用する記事LP(ページ)の分析ができる「ヒートマップ」の導入方法や使い方を詳しく解説しています。

アドアフィリ用のSIRIUS、ブログ用のWordPress、2パターンの導入方法を解説しています。
この記事を読めば「ヒートマップ」が使えるようになります。
アドアフィリエイトやブログのサイト作成、修正が的確にできるようになり、成果に直結します。しかもヒートマップの導入はめちゃくちゃ簡単なので、ぜひ最後まで見てみて下さい。
アドアフィリエイトの必須ツール【ヒートマップClarityの導入方法・使い方】


- ・ブログ初心者
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初めて4カ月。まだ少ない「アド」の情報を発信するためブログを始めた。クラウドワークスのWebライター検定3級取得
- ・アドアフィリエイト運用者
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アフィラボ(アフィリエイトLab)元会員。最高月収7桁達成。クローズドASP「レントラックス」「フェルマ」の案件を主に運用中。
ヒートマップとは?
「ヒートマップ」とは、データに含まれる数値を、サーモグラフィーのような『色とグラデーション』で視覚化する手法です。簡単に言うと「赤」が一番よく見られているところで、見られているところが少なくなっていくと「黄」「緑」「青」の順番で色が変化していきます。


ヒートマップは、サイト解析ツールの機能の1つにすぎません。ただ使えるとめちゃくちゃ便利です。ヒートマップの特徴、ヒートマップで出来る事をまとめてみました。
ヒートマップの特徴
ページ(記事LP)を訪問したユーザーの動きを「見える化」することができる
ページ上のユーザーの行動を色の濃淡によって可視化し、直観的に課題がある箇所を見つけて、サイトやページのパフォーマンス改善につなげる事ができる
他のツールと比較すると「色で表現」するため、専門知識がなくても簡単にユーザーの詳細な動きを把握できる
ヒートマップで出来る事
- ページ内のどこがよく読まれているのか
- ページ内のどこで離脱したのか
- ユーザーがどこでクリックしているのか
- ユーザーがどこまでスクロールしたのか
- ページ内のユーザーのマウスの動き
- ページ内を閲覧したエリアの滞在時間
具体的に、上記のようなことがわかるようになります。



記事LP(ページ)の分析が、的確かつ簡単にできるようになります。
マイクロソフトが無料で提供しているヒートマップ「Clarity」
「Clarity」とは、マイクロソフトが無料で提供しているサイトの解析ツールになります。「Clarity」の機能の1つにヒートマップという機能があります。
Clarityの特徴
- 無料で使える
- レコーディング機能
- Googleアナリティクスとの連携ができる
- 画面数や記録に制限がなく、気軽に使える
サイトの解析ツール(ヒートマップ)「Clarity」は、有料のものが多い中、高性能な機能が無料で使えます。
- ヒートマップってどんな感じなんだろう?
- 記事LPやサイトの改善方法をさがしている
- まずは使って見たい
- 有料のサイト解析ツールの導入を検討している
上記のような方であれば、とりあえず「Clarity」を導入することをおススメします。



初めてヒートマップを利用する方や、お試しで使ってみたい方におススメのツールです。
Clarityの導入方法
ここからはClarityの導入方法を解説していきます。ホームページ作成ソフトSIRIUSと、ブログに特化したWordPressの2つの導入方法がわかります。



他サイトでは日本語対応してないという情報が多いですが、どうやら日本語にも対応して、導入しやすくなっています。


好きな方法でサインインします。




プロジェクトの名前と、WebサイトURLを入力して「新しいプロジェクトを追加する」をクリックします。プロジェクトの名前は、サイト名とかで大丈夫です。
ここからは「SIRIUS」と「WordPress」の導入方法がじゃっかん変わるので、1つずつ解説します。
SIRIUSの場合




クリップボードにコピーをクリックします。


HTMLテンプレート編集画面の<head>タグ内に、コピーしたコードを貼り付けします。コードを貼り付けたら「保存」をクリックしてください。




サイトを生成し直したら、サーバーにアップロードします。


全てのファイルをクリックすると自動的にアップロードが開始します。


FTPソフト(ファイル転送ソフト)を終了したらSIRIUSへのClarityの導入は完了です。
導入後、データの反映には2時間くらい必要みたいです。少し待ちましょう。
WordPressの場合


下図が出てくるので、WordPressを選択します。






下記の検索窓に「Clarity」と入力します。下図のように「Microsoft Clarity」というのが出てくるのでインストール(Install Now)をクリックしてインストールします。


インストール出来たら「アクティブ」をクリックして下さい。






プロジェクトIDを入れたら「変更を保存」をクリックします。これでWordPressへのClarityの導入は完了です。
導入後、データの反映には2時間くらい必要みたいです。少し待ちましょう。
データが取れているか確認
導入ができたら、データが取れているか確認してみましょう。
ホーム画面の「自分のプロジェクト」をクリックすると、下図のように作成したプロジェクトが表示されているはずです。


作成したプロジェクトをクリックして、ダッシュボードが表示されれば、Clarityの導入は正常に行われ、データが取れていることが確認できます。


データが取得できていない場合


データが取れていない場合、上のような図が表示されます。作成直後の場合は、データが足りない事が考えられるので、2時間ほど待ってから再度確認してみて下さい。
それでも表示されない場合は、コードの貼り付け方に問題がある可能性が高いので、コードに間違いがないか?貼り付ける場所が適切か?を確認してください。
ヒートマップClarityの基本的な使い方
「Clarity」で使える機能は、ダッシュボード、レコーディング、ヒートマップの3機能です。
- ダッシュボード
- レコーディング
- ヒートマップ
一つずつ解説していきます。(管理人がアドでよく使う機能は「レコーディング機能」です。)
ダッシュボード
ダッシュボードには、サイトの全体的な分析結果が表示されています。


- デッドクリック
-
ユーザーがページ内のいずれかの箇所をクリックしたにもかかわらず、ページが切り替わったり、リンク先に遷移したりといった挙動が起きなかった割合が分かります。
- イライラしたクリック
-
狭いエリアで何回もタップされた割合がわかります。
- 過剰なスクロール
-
通常よりも速い速度でスクロールされた割合がわかります。ユーザーに見てもらいたいコンテンツが読み飛ばしされていないかどうかを確認するときに利用します。
- クイックバック
-
ユーザーがあるページに移動した後、即座に前のページに戻った箇所や割合を意味します。ユーザーが意図したページに遷移しなかったなど、混乱の原因になる箇所を発見することができます。
セグメントとは?
セグメントとは、年齢や性別、購買傾向、商品に対する認識等、購買に至る傾向が似通っている集団に分ける事を言います。


Carityでは、自分が設定したフィルターの内容を保存すると、それが1セグメントになります。複数のセグメントを作成して、セグメント別に分析ができるようになっています。
レコーディング
この「レコーディング機能」は、ブログやサイトを訪れたユーザーの動きが丸わかりになる「神機能」です。


左の赤枠で囲ってある場所が、サイトやブログを訪問してくれたユーザーの履歴になります。(もちろんですが、ユーザーの個人情報なんかはわかりません)
ユーザーの動きが録画されているので、クリックして再生ボタンを押せば、どんな行動をとったのかすべて見る事ができます。
- 特定のセッション時間を超えるデータのみ表示する
- ユーザーが起こしたアクションごとに絞り込んで表示
- ユーザーのクリック回数ごとに絞り込んで表示
例えば、問い合わせフォーム入力中に離脱したユーザーがどこまで入力し、どこで手を止めて離脱したのかを確認することも可能です。
離脱ポイントを重点的に改善したい時に便利です。
ヒートマップ


上部のタブを「ヒートマップ」にすると、人気上昇中のページというのが表示され「ヒートマップを表示」という項目が出ています。見たいURLの「ヒートマップを表示」をクリックしてください。


クリック
クリックされている場所、回数などがわかります。


スクロール
ページの「どこまでスクロールされているのか?」がわかります。


基本的には、一番最初に表示されるページの上部は、見られている割合が高く、下に行くにつれて少なくなっていきます。





実際に使って見ると、操作が難しい事はありません。まずは導入して使って見る事をおススメします。
+αの機能
サイト解析無料ツール「Clarity」の+αの機能を紹介します。
- Googleアナリティクスとの連携
- データの共有
Googleアナリティクスと連携
Googleアナリティクスに蓄積されたデータでフィルタをかけることができます。ユーザーの年齢や性別などで区切ってデータを見たい場合に活用できます。導入方法は・・・


ダッシュボードにある赤枠で囲んだ表示がアナリティクスとの連携になるので、そこの「開始する」をクリックします。






アナリティクスで使っているアカウントを選択します。「Clarity」がアカウントのアクセスを求めてくるので、2つチェックをいれて、続行をクリックします。




ログイン済、アクティブなどの文言があれば、アナリティクスとの連携は完了しています。
データを共有する
Clarityは、他メンバーと共有して確認することが可能です。チームで管理している場合、メンバーに計測結果だけを確認してもらうことができます。またチームだけではなく、特定の「データを見てもらい方と共有すること」も可能です。
ヒートマップを表示します。ページ一番右上の「ヒートマップを共有」をクリックします。


下のような表示になるので、共有したいプロジェクトチームを選択し、完了をクリックします。


プロジェクトチームとは?
Clarityでは好きなチームを作成することができます。
設定→チーム→チームメンバーを追加するの順に進んで作成してください。


また、プロジェクトチームだけじゃなく「特定のデータを共有したい方」と共有することも可能です。
その場合「誰とでも」を選択し、共有設定を完了して下さい。リンクの有効期限の上限は「30日間」になっています。


まとめ
今回は、アドアフィリエイトの必須ツール「ヒートマップClarity」の導入方法・使いかたについて解説しました。
アドアフィリエイトは、基本、1枚の記事LPを使ってユーザーを広告主LPに誘導します。記事が何枚もあるブログサイトであれば、GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスなどのサイト解析ツールが良いのかも知れませんが、記事LP1枚の分析となると「ヒートマップ」が1番効果的です。
マイクロソフトが提供しているClarityは、無料でありながら高性能なサイト解析ツールです。導入方法もめちゃくちゃ簡単なので、使わない手はありません。
Clarityを駆使して、サイトや記事LPを的確に改善し、アドアフィリエイトで利益を上げていきましょう。



最後までお読みいただきありがとうございました。Clarityを導入してアドアフィリエイトを頑張っていきましょう。
もし何かあればコメントをお願いします。