前回③では「記事LP」の作成方法を具体的に解説しました。
今回の記事では、ASPに記事LP(作成したサイト)を登録する、案件の提携申請、アフィリエイトリンクの取得、クリエイティブの作成、クッションページの作成と、様々な工程を盛り込んだ内容になっています。
ぜひ参考にしてみて下さい!
アドアフェリエイトの始め方④クリエイティブやクッションページを作成しよう
ASPで案件の申請登録をしよう
ある程度「記事LP」が出来たら案件の申請登録をするんですが、その前に、作成した記事LPをASPで登録します。
「記事LPのURL」をASPに登録(サイト登録) → 案件の申請をする
記事LPのURLをASPに登録する(サイト登録)
レントラックスでサイト登録
①管理画面トップから「登録情報管理」を選択。プルダウンメニューが出てくるので、その中の「サイト登録」をクリック。

②下の画像「サイト登録画面」が出てくるので、サイト名称を決めて、記事LPをアップロードした「サイトURL」を入力して下さい。
報告機能を「全有効」にして、「サイト情報を登録する」をクリックします。

③下のような表示が出てきたら、サイト登録は完了です。

アフィリエイトリンクの作成
オープン案件はすでに報告主との提携申請が済んでいる状態なので、アフィリエイトリンクの作成から解説して行きますね。
①広告案件一覧(リンク作成)画面から提携したい案件を選択。オープン案件(最初から提携中)は、審査なくアフィリリンクが作れます。右のオレンジの「テキスト広告」をクリックします。

②下の画面になるので「対象サイト」の右の下矢印部分で、先ほど登録した「記事LP」を選びます。

③対象サイトの右の矢印をクリックすると、登録しているサイトの一覧が出てくるので、記事LPのサイト名称を選び、最後に必ず再表示のボタンをクリックしてください。

④真ん中のリンクコード(HTTPS対応コード)がアフィリエイトリンクになります。コードをハイライトで全選択されるので、必要な時にコピーして使用します。

クローズ案件の広告主との提携申請
①広告案件一覧(リンク作成)画面から、未提携の案件を探します。右の青くなっている「クローズド案件提携申請」をクリックします。

②下の画面になるので、一番下までスクロールしてください。

③下までスクロールしたら「登録しているサイト」が出てくるので、提携したいサイトを選びます。

④提携したいサイトの「提携申請」にチェック、「PPC」にチェック、上位表示キーワードは関連のありそうなワードを入れて下さい。ダイエットならダイエットみたいな。
想定件数も1とか5とかを入れて、提携するサイト名称、URLに間違いない事を確認。
左下のオレンジの申請ボタンをクリックします。

⑤提携申請できると、下画面のように「申請中」になるので、左下の「終了ボタン」で終了してください。

⑥しばらくするとレントラックスからメールが届きます。

⑦提携申請完了のメールが届いたら、オープン案件と同じように、広告案件一覧画面の「未提携」だったところが「提携中」に変わり、一番右端の「クローズド案件提携申請」だったところがオレンジ色のリンク作成画面に飛べるボタンに変わっていますので、オープン案件と同じような手順で、提携申請してください。
クローズド案件の申請をしてから提携完了になるまでの期間
クローズド案件は広告主によって、提携完了になるまでの期間がバラバラですが「おおよそこれくらいかかるよ」という目安がわかります。
①レントラックスTOPから「クローズド案件提携申請」をクリックすると、下の表示になります。広告主名が載っている一番右側の表示が「開始までの目安」になります。
検索窓が無いですが、ブラウザで探したい広告主を探せる機能があります。

②「Ctrl + Fキー」で検索窓を表示して、探したい広告主名を入れると探せます。

これで、オープン案件はアフィリエイトリンクの発行まで終了。クローズド案件は、提携の申請が完了したらすぐにアフィリエイトリンクが発行される状態になりました。
アフィリエイトリンクのURLのみ生成してもらう
アドアフィリエイトのアフィリエイトリンクの生成は基本「URLのみ」で行います。
アフィリエイトリンクで「URLのみ」の生成が行えるのは以下の2点の作り方になります。
- メール広告作成
- フリー素材生成
メール広告作成
レントラックスの場合でURLのみ生成する方法がこの「メール広告作成」になります。
①広告案件一覧(リンク作成)で、オープン案件の一番右側「メール広告」をクリック。

②下の画面になるので、対象サイトが自分の登録したサイトになっているかを確認。

③下にスクロールすると、リンクコードの欄が出てくるので、その中の「https:~」から始まるのがアフィリエイトリンクのURL部分になる。

フリー素材生成
フリー素材が生成できるASPの場合は、フリー素材生成でURLのみ生成する事が出来ます。
①(A8の場合、プログラム提携後)プログラム管理の参加中プログラムをクリック。

②下の画面になるので「商品リンク」をクリック。

③下の画面になります。リンク先URL(生成したURLがどのページにジャンプするのか)は広告主の方から指定されているので、そのURLを入力。
提携サイト選択で、自分のサイトになっているか確認し「商品リンク作成」をクリック。

④下の赤枠で囲んだ「https:~」から始まるURLが、アフィリエイトリンクのURL部分になります。

「メール広告作成」も「フリー素材生成」も両方ない場合
提携した案件で、メール広告作成も、フリー素材生成もどっちもない場合は(アフィリエイトリンクのURLのみ生成)ASPへ「アフィリエイトリンクのURLだけ使いたい」という旨をチャットでもメールでも伝えてみましょう。
オープンASPは、URLのみのリンク発行ができないところが多いですが、クローズドASPの場合は対応してくれるASPがたくさんあります。
媒体のクリエイティブを用意しよう
出稿する媒体のクリエイティブを用意します。
どの媒体で出稿して、
画像か動画、どちらでクリエイティブを作るかを決める必要があります。
媒体の特徴
どちらかと言うと、男性ユーザーの方が多いイメージ。
ビジネス層である30代〜50代のユーザーが多く、特に50代男性の48%に利用されている。
女性ユーザーの方が若干多いイメージ。美容や化粧品など、お洒落な商品と相性が良さそうだが、最近は男性ユーザーも増えてきている印象。
若年層を中心に利用が拡大しているのが、短尺動画に特化したプラットフォーム。
暇つぶしに利用される事が多い。最近は男性利用者も増加。
ミドル世代の男性層が多く利用している。男性層をターゲットにした広告が最適で、その中でも30~40代の利用が多い。富裕層の利用が多いのも特徴。
媒体の特徴を書きましたが、これは商品の内容にもよりますし、正直出稿してみないとわからないっていうのが本音です。なんとなく「この媒体だったらどうだろう?」とツイッターやネットで調べてから決めるのが良いと思います。
画像 OR 動画
画像にするか動画にするかも、なんとも言えないですが、僕の経験上では動画の方が良いと思います。
動画のメリットは、
- たくさん並んでいるタイムラインの中で「ユーザーの目にとまりやすい」
- 伝えられる情報量が多く、流れでしっかり訴求できる
今は動画の制作もスマホのアプリで簡単にできます。
僕がいつも使ってるアプリが「Inshot」というアプリになります。
僕のおすすめは、スライドショークリエイティブです。
スライドショークリエイティブは、画像を何枚か用意して、それを繋ぎ合わせるようにして動画にします。構成も作れますし「ここは長く見せたい」と思ったところは長めに設定したりと「画像」と「動画」の美味しいところ使えますし、作成も比較的簡単に出来ます。
動画を作る時の注意点

媒体によって使える動画のアスペクト比が違うので、動画を作った時は、同じ動画でも「1:1」「4:5」「9:16」の3パターンの動画を用意しとくのが良いと思います。
もし「Youtube」などの媒体でも使いそうな可能性があれば「16:9」のアスペクト比のものも準備しておくのがベストです。
静止画(画像)を作る時におススメの方法
画像もそのまま使うのではなく、2つの画像を1つにして、なんとなくドラマチックに見えるように作ったりします。
例えば、下の2つの画像を1つにすると



背景透過化してくれるページがあるので使って見て下さい。
クリエイティブの考え方・切り口(テキスト文)
クリエイティブの考え方、切り口(テキスト文)については、別記事でも詳しく解説しているので、そちらの方も参考にしてみて下さい。

クッションページとは?
アドアフィリエイトのCV(コンバージョン)する仕組み
アドアフィリエイトはSNS広告をきっかけに記事LPを読んでもらい、商品やサービスのCVを狙うものです。
下の画像が、アドアフィリエイトのユーザーの流れです。

ユーザーはこのような動きで「サンクスページ」いわゆるコンバージョン(CV:成約)するのですが、アドアフィリエイトの仕組みを可視化した本当の流れは下の図のようになります。

「記事LP」と「広告主LP」の間に「クッションページ」というものを設置し、クッションページに「ピクセル」という媒体側が用意してくれている「計測器」を埋め込んでおきます。
このピクセルという「計測器」は、記事LPから広告主LPにクリックして移動したユーザーの人数や特徴を読み取ってくれます。
要は、このクッションページに埋め込まれた「ピクセル」のおかげで、広告運用状況のデータが取れるようになるわけです。
ピクセルの働きはもう一つあります。
ピクセルは「広告の配信先を決める方向指示器」としての役割も持ち合わせています。
ユーザーの特徴(性別や年齢、ネットの検索履歴などのデータ)を取得したピクセルは、そのデータと似たようなユーザーに広告を配信してくれようとします。
- ユーザーの数を計測したり、特徴を読みとってデータを蓄積する「計測器」の役割
- 取得したデータと似たようなユーザーに広告を配信する「方向指示器」としての役割
「記事LPから広告主LPをクリックしたユーザー」は何かしら商品やサービスに対して、興味を持っている可能性が高いという事になります。
そういったユーザーに似た「同じ傾向のユーザー」に広告を配信してくれるという事は、ランダムに広告を配信するよりも、格段にCVが取れる確率があがるというわけです。
そのデータを取得したピクセルの数が多ければ多いほど、配信先の方向性が定まってきますが、広告の配信先が完全に決まった状態を「広告配信先の最適化の完了」といいます。
アドではよく「最適化」という言葉を聞きますが、これはランダム配信ではなくて、データがたまって「CVしやすいユーザーに配信されるようになった」という意味になります。
この「最適化させる事」がアドアフィリでは一番重要なポイントになります。
広告の配信先を最適化させて「CVしやすいユーザーに広告を配信」する
クッションページを用意する
ここからは実際に「クッションページ」を作っていきます。
テキストエディターで、クッションページのプログラム(見本あり)を作ってもらいHTMLファイルとして保存しておきます。
クッションページの仕組み
- ユーザーが記事LPのボタンリンクをクリックしたら、こちらで用意したクッションページにジャンプします。
- この時、ユーザーがクッションページに来た時点で、ピクセルが「ユーザーが来た」と認識し、計測をします。
- このクッションページに訪れたユーザーを、自動的に広告主LP(ASPからもらったアフィリリンクのリンク先)にジャンプさせます。
- そうすると下のイメージ図のように、一瞬でユーザーが動くような形になります。
一瞬の出来事なので、ユーザーの感覚的には「クッションページを通った」という感覚はなく、ただ記事LPから広告主LPにそのまま移動しただけと、違和感を与える事はありません。

クッションページの作成
クッションページはあらかじめ用意してあるプログラムに、ASPからもらったアフィリリンクを挿入するだけです。
下記がクッションページのプログラムになります。
コピーして、TeraPadなどのテキストエディターに貼り付けて下さい。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html>
<head>
<title>転送</title>
<meta http-equiv="refresh" content="0;url= アフィリエイトリンク ">
</head>
<body>
<br>
</body>
</html>
下の画像が「どこが何になるか」注釈したものになるので「ASPから発行してもらったアフィリエイトリンクのURL」を6行目の赤枠を同じところに入力して下さい。

このクッションページは、広告を出稿する際に、前項で説明した「ピクセル」を埋め込む時にまた使いますので、とりあえずPCの好きな場所に、クッションページとわかるように名前をつけて、HTMLファイルとして保存しておいてください。

クッションページは意外と簡単に作れます。
最後に
出稿直前の確認
これで、広告を出稿するための準備が大体整いました。
この記事でやってきたことをまとめます。
- 記事LP(サイト)をASPに登録
- ASPからアフィリエイトリンクのURLを発行してもらった
- クリエイティブの作成
- クッションページの作成
- クッションページにASPから発行してもらったアフィリリンク(URL)を反映させた
ここまで来たらあとは出稿作業のみです。
最後の記事は、広告の出稿について詳しく解説します。
出稿時も、「この設定をやっておかないと」という必須の設定方法がありますので、ぜひ次の記事も見ていただければ幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
もし何かあればコメントをお願いします。